【「今」だけでなく「今と後も」通い続けられる歯科医院選び】

みなさんがお子様を病院に連れて行く時ってどんな時ですか?

・風邪をひいた時などに行く小児内科
・中耳炎などの時に行く耳鼻科
・怪我をした時などに行く整形外科
・むし歯になった時に行く歯科

など、様々な理由で「今」必要な○科があり、必要がなくなれば行かなくなります。

実は、歯科は他の医科と少し違い、“何もなくても”お口の健康を守る(むし歯・歯周病・歯並びの予防)ために、「今も後も」通い続けることができる病院です。

しかし、通い続けるって簡単なようで現実は難しくないですか?
そこで、お子様が楽しく通い続けられる小児歯科選びができるよう、
子どものお口に関する情報や、病院選びのポイントなどわかりやすくご紹介いたします。

続けることが難しい理由

・家から遠い、通う時間に道が混んでいる
・衛生面が気になる
・駐車場が停めにくい
・子ども向けの施設でない
・先生/スタッフとの相性が気になる
・子どもが行きたがらない
・費用面が気になる

このようなことが挙げられます。
どれも、さほど大した決定的な理由でないように感じますが、「続ける」となれば話は別。
何か一つ気になることがある=「やめる」理由の一つになります。

初めからばっちり合うところを探すのは難しい?


行って見ないとわからないこともたくさんありますが、忙しい日々の中で納得のいく場所選びをすることは現実的に難しいですよね。
そこで、
我が子が楽しく通える=保護者の方が連れていきたくなる(連れていきやすい)条件を考えてみませんか?
例えば・・・

「車の運転が苦手だから、近い場所が良い」
「衛生面は絶対気になる!」
「しっかり話を聞いてくれるところ」
「子どもに慣れている先生やスタッフが良い」

人によって、価値観や考え方は様々です。
近年、口コミ・評価などを参考にされる方も増えていますが、書いている方と価値観や考え方はきっと違うはず。
たくさんの選択肢の中から、お子様・連れて行く保護者の方に合った条件が見つかると良いですね♪

そもそも通い続ける必要性って?


むし歯予防の歴史は、1928年(昭和3年)6月4日に日本歯科医師会が初めて「むし歯予防デー」として、歯磨き習慣をつけるところから始まりました。
その後、約90年の時を経て、近年では子どものむし歯の数は減少してきました。
厚生労働省の調査で、6歳の子どものむし歯(永久歯・乳歯)は、
昭和62年:91%から、
平成23年:42%へ
24年で約半分にまで減少しています。

むし歯が減った理由として、
保護者の意識が変わり、知識を得る機会が増え、行動が変わったことです。
具体的には、

・予防歯科の普及
・生活習慣/食生活の変化
・フッ化物の利用

などがあります。

しかし、原因がなにかわからず、全ての予防方法を実践するのは現実的ではありません・・・

歯科医院では、一人一人に合った予防方法を提案してもらうことができます。
自分にあった予防方法を知ることで、実践しやすい方法を知ることができます。

また、年齢や生活習慣によっても効果的な予防方法が変わるため通い続けることで、その時々に合った方法を知ることができます。
今、問題(むし歯や歯周病、歯並びが悪くなっていない)がなくても、今後なりうる可能性を減らす(予め防ぐ:予防歯科)ためにも定期的に歯科医院での検診はおすすめです( ´∀`)

運命の出会い?直感は大切♡


何かを決める時、選ぶ対象により「なんとなく、とりあえず」や「じっくりしっかり」など、選び方は人それぞれです。
みなさんは、今、通い続けている場所ってありますか?
美容院、スーパー、服屋、カフェなど、お気に入りやなじみのお店ってありますよね♪
きっとそれぞれの選び方で、最初の一歩を踏み入れた場所だと思います。

歯科医院もきっとそれに近いところがあって、通い続けるためには条件も大切ですが、直感的に「雰囲気が好き」「そこで働く人が好き」「外観・インテリアが好き」など感じるところで選ぶのも面白いかなと思います。

認定医、専門医がないとダメ?


現在、日本には厚生労働省が認可している歯科専門医は5つあり、小児歯科もその一つです。

一般的にホームページなどに掲載されている歯科医師は、その分野に特化した専門性をお持ちです。
また、資格取得後も更新制度が設けられており、最新の知識や技術などを学び続ける努力をされています。
だからと言って、認定医、専門医の資格がないから「知識・技術がない」ということではありません。

逆に資格を持っているからといって、ものすごく上手とは言えないかもしれません。
あくまで、一つの目安として捉えてみるのが良いかもしれませんね。

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